言うまでもなく脱税は犯罪に違いはありません。

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脱税

脱税とはいったいなんですか、と聞かれたら、私はおそらくそれが犯罪であるということを言うだろうと思います。そう、言うまでもなく脱税は犯罪に違いはありません。日本の場合、納税は国民の義務のひとつですから、これを果たさずしてあらゆる日本国国民としての権利を行使することはまかりならないということです。しかし、どうでしょうか、よく考えてみれば書店などに行くと、脱税のかわりに節税などという言葉が使われて、支払う税金の額を減らす方法などが書籍になっていたりします。

脱税は犯罪で、節税は認められるものなのか、この奇妙な矛盾に首を傾げてしまうことも無いわけでもありません。しかし、税金というシステムも人が作ったものですし、脱税の定義というものであっても、まだまだ不完全な部分もあるというものでしょう。完全なものではないにしろ、脱税は取り締まるべきだと思います。社会がうまく回っていくためには、脱税を許すことはできません。よく、政治不信から脱税の正当性を主張するひとたちがいますが、その人たちもまた、見えない国というシステムの中で保護されてきているのです。脱税とは厳しく取り締まるべきです。

世界的に見ても、脱税をしている人たちというのは、他の人の何倍も、あるいは何十倍も稼いでいるという人であるといえるでしょう。なぜ、そこまでお金があるのに、脱税などという方法をとらなければいけないのかと、疑問を覚えたりしなくもありません。要するに脱税というのは、欲望を制御できなくなった結果として起こるものということなのでしょう。お金の魔力とでも言うのか、額が大きくなればなるほど、人の心を支配し始めるのがお金という存在なのかもしれません。

脱税をしたという人とは、おそらくしなければ生きていけないというレベルの経済的状況にはもはやないはずです。にもかかわらず、脱税で捕まる人たちが後を絶たないのはいったいなぜなのか、不思議なものではあります。脱税をすることによって誰が得をするのかということを、考えなければならないでしょう。確かに、目先の金はなくならないかもしれません、人によってはその目先のお金がとんでもない金額なのだと思います。しかし、脱税をしたことによって社会的に信用を落としてしまったら、そこから立ち直ることが果たしてできるでしょうか。脱税などしなくても、お金に不足を感じないという人こそが、成功者たる資格を持っていると、私は思います。




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